« « 宵えびす | ブログ | 『はなまるマーケット』 » »

蜂蜜とホットケーキ

[img]

ドラートの隣は陶芸家の生駒啓子さんの工房です。写真は彼女の同居犬ガオくん。もう17歳(だったかな?)のおじいさん。陶芸教室の生徒さんやご近所さんの人気者です。2階の窓から顔を出して観光客の方々を驚かせています。実は彼女(生駒さんです。ガオちゃんじゃないですよ)と私は小学校の時からの親友。彼女が引越しをしてしまったので1年ほどしか一緒に遊べなかったけど今でも笑い転げるほどの思い出が沢山あります。転校してからも文通をしたり電話で話をしたり近況を報告しあっていましたが、彼女が西陣に工房を構えたことをきっかけに時々私も西陣を訪れるようになりました。そして私は今のドラートのある場所に出会うのですが・・・この話はまたいつか・・・
今回はホットケーキのハナシ。
時は流れて今から十数年前、彼女は陶芸家として活躍中。私はブラブラと放蕩中。彼女の家に1週間ほど居候させてもらっていたときの話です。一階は工房兼陶芸教室(窯も置いてます)、二階はそのままの広さの部屋が一部屋。ドラートを知ってる方はご想像がつくと思いますが、そんなところに居候するとは・・・。なんて無謀な。しかも彼女にはガオというシェルティ犬のルームメートがいるのに。いったい何を考えていたのか??そのころの私は料理も出来ない、掃除も出来ない、何の役にも立たない居候。暇だからと余っている古いハガキで懸賞ハガキを書けば変なものばかり当たり、宛名を書き忘れてそのまま帰ってきたり・・・(生駒さんの名前で応募していたので、彼女が『バカな陶芸家だと思われる~!!』と絶望)、でも結構いい話相手にはなっていたはず(たぶん)。と思うことにして、タイトルのホットケーキ。
ある朝彼女が朝ごはんにホットケーキを作ることに。寝ぼけながら横に座って見ていると、ホットケーキの種をガサガサとボールに入れて量っています。んん!?その計りは!!陶芸の土を量る計り!!もしかしてそのボウルも陶芸用じゃ!!!完全に目は覚めてボウルをチラチラ確認。辛うじてボウルは料理用(と思う、思いたい。そうに決まっている。違うわけがない。)、牛乳や卵を入れてホットケーキの種は完成。ホットプレートを出してホットケーキを焼き始めました。すっかり目が覚めたので一緒にホットケーキ作り。何枚か焼いてマーガリンを付けて・・・。今度はガリガリという音が。見ると大きな蜂蜜の瓶を持って彼女が大きなスプーンで完全に結晶した蜂蜜をガリガリガリガリ!!スプーンが蜜を削る音と、ガラスに当たる音が交互に響きます。ガリギシガリギシガガガァギシ・・・大丈夫・・その蜂蜜・・・。何だかカチンコチンだし・・・。と心の中で呟きながら。何とか削った蜂蜜をホットケーキにかけて(乗せて)パクリ。思いがけず朝から緊張したせいかとっても美味しかった。あれは何の蜂蜜だったのかな?食べるころには結晶も溶けてホットケーキに甘い蜜がしみこみました。あれから時は流れて、私はお隣で蜂蜜屋に。人生何が起こるか分かりません。今度は私がホットケーキを作って一緒に食べたいな。今度は我が家の三匹の子ブタも一緒に。美味しい蜂蜜は沢山あるからね。
※写真はガオちゃんと生駒さんのツーショット
※※昨日は生駒さんのお誕生日。HAPPY BIRTHDAY!KEIKO!

[img]